気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

リコリスリコイルが控えめに言って最高な件

とんでもねぇ名作に出会ってしまった…!めちゃくちゃ面白いので皆見てくれぇ!!

ここから8千文字ほど続きますが、言いたいのはこれだけです

長文なんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよ!(言いたいだけ)

※4話放送時点のブログになります

観てない方向けに内容を触りだけ話すと

 

舞台は近代日本(たぶん)

日本人は規範意識が高く、優しく温厚、首都東京には危険などない──

でもそれは、平和維持のために暗躍する秘密組織DAと、そのエージェントとなるべく育成された元孤児、通称リコリスと呼ばれる少女達の暗殺によって未然に犯罪が防がれていたからだった

リコリス所属の生真面目な少女"井ノ上たきな"は、任務でミスを犯し、転属を言い渡される

そこには東京でも一番のリコリスと言われる自由奔放な少女"錦木千束"がおり、凸凹コンビな二人は様々な事件を解決していく…

 

という感じ

 

この作品はもうね…もうとにかくめちゃくちゃ面白い!そしててぇてぇ!!

 

何でこんなに面白いのかなぁなんて考えてたんですけど

私に刺さった所は3つあって

・会話から生まれる実存性の高さ

・二人の関係性

・千束とたきなのなろう的な強さから来る安心感

ここが凄く大きいように感じました

 

■会話から生まれる実存性の高さ

以前マブラヴの原作者、吉宗鋼紀さんの生放送で、「今は実存性の高いヒロインが主流」という話をしていて

3:11:20~

www.youtube.com

これ聞いてて本当にそうだなと

四月は君の嘘冴えない彼女の育てかた、俺ガイル、五等分の花嫁、私がここ数年観たラブコメでもこの傾向はやっぱり強いと思います

ブコメ以外でも、荒ぶる季節の乙女どもよ、スーパーカブ、スローループ、ハコヅメetcetc

ラブライブスーパースターのかのんちゃんもこの傾向で、ラブライブが方向転換してる…時代が変わった…!!と昨年ビックリしたのを覚えてます

 

昔ってテンプレキャラにも人間味を持たせるために、テンプレキャラですら人間味を感じさせる言葉を言わなければいけないような状況(戦争とか終末的な)を作らなければいけなかったわけですけど、今ってその大きな舞台設定がなくても、キャラクターの人間くさい部分が受け入れられるようになってるんですよね

 

なんでこうなったのかと言われると

そういう作品の積み重ねがあったからなのか、ネットの普及で人の繋がりが薄くなった分、作品にそれを求めるようになったからなのか…どこが分岐点なのか分かりませんが…

 

これって物語に限らず、アイドル像の変化やVTuberの台頭を見ても同じ傾向にあるなって感じてて

昔はテレビの中の理想的な存在(を演じる)だったアイドルが、モー娘からドキュメンタリー性が強く押し出されるようになって、AKBの台頭からはそのドキュメンタリー性がさらに強くなって(投票、握手会によって縮まるファンとの距離感、冠番組tiktok等での個人放送が大きな要因に感じる)、身近に感じる、共感出来るアイドルっていうのが主流になっていってる

 

VTuberなんか実存性の権化みたいな存在ですけど、キャラクターそのものを演者と同一化(性格や身体的特徴をキャラに反映させたり)させる事で、言葉に説得力が生まれて、その可愛いキャラクターがまるで現実にいるような感覚と共感性が生まれる。

Vtuberって見た目やキャラ設定自体は昔ながらのテンプレみたいなのも多いんですけど、その設定に遵守してない人も多いんですよね。

表面だけなぞって、たまに素が出ちゃうみたいな、それが受け入れられて、なんなら大きな魅力の1つになってる。

昔はそれを受け入れるにもガチガチな世界観が必要だったけど、それがVTuberというだけで受け入れられるほど、そういう土台が出来ている。

 

こういう実存性の高いものが流行ってる、土台が仕上がっているっていうのがある上で、リコリスリコイルの会話ってめちゃくちゃ自然なんです

これ正直見て聞いてください!としか言えないんですけど…(笑)

会話の間に挟まれる「あ~」とか「う~」とか、かぶせ気味の返事とか、テンポ感、こういうのが凄く優先されてて、それこそVTuberを見ているような感覚に近いと思います。今の流行から見ても凄く時代に合っているなと

 

監督のインタビューでも自然な会話を重視しているという話があるんですけど

言葉って普通パッと出てこないじゃないですか。「ん~」とか「あ~」とか一瞬考える時間を作ってから話したりね。そういう生っぽいしゃべりができるキャラクターにしたいと思っていたんです。一見、無駄な台詞や間が重要な気がしてた。

キャストさんにはなるべく自由に、台本を少々変えても良いから、本当に友だちと話すような感じでやってほしいと伝えていたので、それで得られた空気や芝居もたくさんあったと思います。実はこの点がこの作品で一番やってみたかった事でしたから。

引用元:

2ページ目:夏アニメ『リコリス・リコイル』足立慎吾監督が語る、アニメを作り上げるうえでのこだわり【連載 第3回】 | アニメイトタイムズ

この時代に合った会話の自然さ、実存性の高さがこの作品の凄く大きな魅力の1つで、後述する二人の関係性の魅力にも繋がっていると凄く感じます。

 

 

■二人の関係性

私めちゃくちゃ好きなシーンがあって、2話で倒れた敵を治療する時の「今日、夕飯はだれと?」「……家族だ」「いいねぇ」っていう千束と敵の会話

わりと重い場面なはずなのに、すげぇポップに仕上げても違和感を感じさせないシナリオと、千束のキャラ作りが本当に素晴らしいなと

 

監督のインタビューで

アニメを見て暗い気分になったりするのは、今はあんまり求められていない気がするかなって…。自分はDVD買うくらい『GUNSLINGER GIRL』が好きなだけに、そのフィールドでは勝てないと思いましたし、ポイントをずらしたほうがいいんじゃないですかねっていう話は初日にしたと思います。

ミリタリー好きに向けて作品を作るよりも、むしろ千束とたきなというタイプが違う女の子2人が少しずつ仲良くなっていく過程を視聴者には楽しんでもらうほうに力点を置いた作品にしようと考えました。

夏アニメ『リコリス・リコイル』足立慎吾監督が語る、アニメを作り上げるうえでのこだわり【連載 第3回】 | アニメイトタイムズ

という話があって、この作品が多くの人に人気の理由は、インタビューにあるこの"『GUNSLINGER GIRL』とはポイントをずらし明るい雰囲気に仕上げた"というのが凄く大きいと思うんですけど、そうやって間口を広げた上で、世界観はしっかり作り上げてるんですよね

 

この作品YouTube見てると考察動画がわりと多くて、世界観がしっかり作り上げられているからこそ、嚙めば嚙むほど味がするというか、同人誌を作りたくなるというか、表面的な作品で終わらない作品に仕上がっていて、そのおかげもあってキャラの心情も読み取りやすい

だからこそ、ライト層だけじゃない、多くの人に人気なのかなと

 

そして明るい雰囲気にするために監督が力点を置いたという千束とたきなの関係が、まぁ~もうね、てぇてぇわけですよ!!

これなんでこんなにてぇてぇのかって話をする上で

『Stand by Me』

Amazon.co.jp: スタンド・バイ・ミー (字幕版) を観る | Prime Video

この映画について話をしないといけないわけですけど

 

リコリスリコイルのOPでお尻を蹴り合うシーンがあって、ここがStand by Meのオマージュになってるんですよね

Stand By Meをみてない方向けのあらすじ

1959年の夏、オレゴン州の田舎町。12歳の少年4人(ゴーディ、クリス、テディ、バーン)は、性格も個性も異なっていたが仲良しで、いつも一緒に遊んでいた。

そんなある日、行方不明の少年の死体が線路上に放置されているとの噂を聞きつけた彼らは、死体探しの旅に出かける。

途中で喧嘩をしながらも、少年たちは助け合いながら、鉄道の線路に沿って冒険のような旅を続ける。

主人公のゴーディは優秀な兄と比べられて、クリスは不良の兄のせいで、勉強や物語を作る才能があるにも関わらず、自分に自信が持てないでいて、自分にはもうどうしようもない事なんだと

それをゴーディとクリスはお互い声を掛け合って旅の中で乗り越えていくわけですけど、最後は因縁の不良グループとの決着をつけて、旅を終えて戻った町は凄く小さく見えたと

その後ゴーディは小説家に、クリスは弁護士になるのですが、これって旅を通して世界の広さを知って、そこで不良グループを撃退したおかげで、自分の周りで起きている事が世界の全てではない、乗り越えられないものなんてないんだと、そう知る事が出来たから、自信が持つ事が出来て自分の道を歩み始める事が出来た、そういう話だと思うんですけど(個人の感想)

 

これってリコリスリコイルがまさにそういう話になっていて

 

DAって元々は孤児だった女の子達を集めて、居場所を提供する代わりに、日本の安全のためっていう大義名分で殺人をさせるとんでもない組織なわけですけど

3話のたきな台詞で

「この寮で暮らす事はDAに拾われた私達皆の憧れ、この制服に袖を通す事も」

「ここが目標だった…それを私は奪われた…!!」

「私の居場所は…もうここにはない…」

そこに所属しているリコリス達にとっては、DAが家であり、世界のほとんどなわけです。

きっとこれは先にDAを出てた千束も同じだったと思うんですけど

 

兄のせいで自分の居場所を失いかけてるクリスとゴーディが、経験とお互いの言葉を支えに自分の道を進んで、家族や町ではない新たな居場所を見つけたっていうのと

DAから追い出された千束とたきなが、カフェとその街に自分の居場所を見つけていくっていう構図が、まあ重なるわけです

 

Stand by Me是非観て欲しいんですけど、リコリスリコイルと同じメッセージ性を感じる作品になっていて、監督は自分を形作った作品への敬意として、これだけ分かりやすいオマージュを入れたのかなと、そう感じます。

 

そしてまあ~そのオマージュがあった上での3話ですよ!

新たな居場所を見つけるって点と、二人の関係性を表すのに、それまでの事が集約されている3話の殴り返す一連のシーンが本当に最高で、あまりに素晴らし過ぎた…!!

 

そこまでの流れとしていくつか前提を共有しておくと

 

たきなは表向きは命令無視で転属を言い渡されて、その際、隊長であるフキに殴られてカフェに来たわけですけど、リコリコにおいてこの殴るっていうのは決別を意味してるわけです

 

そして1,2話と任務を二人でこなす事で、たきなの射撃の正確さと、銃弾すら避ける千束の洞察力はお互い分かっていて

その過程があった上で2話のラストでゴムを避けるのが3話に繋がって来るわけですけど

3話のたきながDAとの決別を決意する台詞を言うシーン(通称ユリーゴランドって言われてるらしい笑)があって、その時の台詞がめちゃくちゃ良いんですよね

「今は次に進む時、失う事で得られるものもあるって。

たきながあの時ああしなかったら、私達は出会えなかったよ」

「私は君と逢えて嬉しい!嬉しい!嬉しい」

「居場所はある、お店の皆との時間を試してみない?それでもここが良ければ戻ってきたら良い

遅くない、まだ途中だよ、チャンスは必ず来る、その時したい事を選べばいい」

先にDAを出てた千束だからこその言葉で、きっと彼女は、たきなに昔の自分を見ていたんだと思います。

(これってStand by Meのクリスがゴーディに対して「お前の父親の役目は自分が果たす」と言ったように、DAじゃなくて、私がたきなの居場所になるよっていう、これも一種のオマージュだと勝手に思ってるんですけど)

 

そういった事があった上で、その後起きるDA所属のフキ、サクラとの模擬戦がめちゃくちゃ熱いんです…!

千束は序盤からフキとサクラを圧倒するわけですけど、二人にトドメをささないんですよね

それはユリーゴランドの少し前にあった

「あの時たきなは仲間を救いたかった、それは命令じゃない、自分で決めた事でしょう?それが一番大事」

という千束の台詞から分かるように、自分から決断をする大切さっていうのが千束は分かってたわけです

Stand by Meでクリスやゴーディが絶対的な存在のように感じていた不良グループを撃退して悩みを乗り越えたように

たきなが今の悩みを乗り越えるには、状況がそうさせたからじゃなく、自分からDAを離れる決意と行動をしなければいけなかった

 

そうして戻って来たたきなが、フキの背後から来てたので銃を撃てば勝てる状況なのに、わざわざ殴りに行くわけですよ!

この殴るっていうのは前述した通り、決別の意図が込められてるわけですよね!

これを1話でやられたフキに返すのがもう最高で!

そしてたきなが今後どうするのか、千束が言った言葉への答えにもなっているという

 

その後銃を構えたたきなの射線上には千束とフキが重なってたわけですけど、構わず撃つんですよね

それは1.2話と信頼を積み重ねてきた二人だから

千束は避けてくれると

たきななら当ててくれると

お互い信じ合えてるからこそ咄嗟の判断でこれが出来るわけです

これまでたきなは千束に対して、実力を認めながらもそんなんでいいのかと文句を言ってたわけですけど、ここに来て完全に信頼し合わないと出来ない連携プレイを魅せるというこのエモさ!!てぇてぇ!

これまでの積み重ねとこれからの二人が詰まってる本当に熱いシーンでした!

 

その後やられたフキとサクラの会話で

「自分の射撃が甘いばかりに先輩にまで恥をかかせて」

「むしろ避け易かったんだよ、お前の射撃正確だからな」

というのがありましたけど、たきなはいつも急所である頭と胸を撃ち抜いていて、今回のフキへの射撃もしっかりそこに当ててるんですよね

これ千束がたきなの射撃を避けた時の補足になっているのと、今回千束が唯一驚いた表情を見せたフキの攻撃がこの背面撃ちで

フキがなぜこの行動を取ったのか、その理由にもなっていると

こういう会話を差し込むのほんとうまいなぁ…なんて思ってましたw

 

そしてラスト、二人で行くぜ!ってLINEがまた良い…!!

冒頭でボードゲーム大会に参加せず帰ろうとするたきなとのシーンがありましたけど、そことの対比になってるのが、たきなが自分の居場所を見つけたっていう意味になってて、リコリコを語る上で欠かせない本当に最高の回でした!

 

ここ以外にも二人のてぇてぇシーンはたくさんあるんですけど

 

4話のすみだ水族館チンアナゴのモノマネをする千束に対して、たきなが「目立つ行動は…私達はリコリスですよ」って言うシーンがあるんですけど

その後落ち込んでる千束を見て立ち上がったたきなが「さかな~!」って大きな声だして励まそうとするんですよね!

自分のアイデンティティであったリコリスという立場よりも、千束を笑顔にする事を優先するというこのてぇてぇエモさ!(あとめちゃくちゃ可愛いぃぃいいい)

これは是非動画で見て欲しいw

 

他にもたくさんあるんですけど、長くなってきたので省略…

 

この二人は回を増す毎にどんどんお互いを想い合える仲になっていて、ほんとに見てて尊いんです…(あと可愛い…!)

 

インタビューにあった

ミリタリー好きに向けて作品を作るよりも、むしろ千束とたきなというタイプが違う女の子2人が少しずつ仲良くなっていく過程を視聴者には楽しんでもらうほうに力点を置いた作品にしようと考えました。

この方向性に舵を切って、それを今の時代に合わせて描ききるという、前述した会話の実存感の高さもそうですけど、ほんと監督の優秀さですよね!この作品が話題になるのが凄く分かります

 

 

■千束とたきなのなろう的な強さから来る安心感

監督のインタビューから

アニメを見て暗い気分になったりするのは、今はあんまり求められていない気がするかなって…。自分はDVD買うくらい『GUNSLINGER GIRL』が好きなだけに、そのフィールドでは勝てないと思いましたし、ポイントをずらしたほうがいいんじゃないですかねっていう話は初日にしたと思います。

女子+銃で構成されている作品の中で、ガンスリンガーガールしかり、ブラックラグーン(こっちは女子じゃないけどw)しかり、緊張感がある作品が多い中で、そこを目指さず、時代にあったものを作ろうとした結果、二人のあの強さが生まれたんだろうなと想像出来ます

 

千束は弾を避けるとんでもない洞察力を持ってますし、たきなはひっくり返りながら空飛んでる車から顔を出してドローンを撃ち抜くっていう、書いてても意味が分からない射撃能力を持ってますし、まあ負けないよなぁっていう見てて安心感があるのと、やっぱり気持ちいいですよね

 

時代に合わせるっていう中で、その背景にあるのはやっぱりなろうの流行が大きいと思うんですけど

 

 

この前こんな事があって、ニュースなんかでもよく見ますけど、今ってアニメに限らず、映画やYouTubeなんかもながら見とか倍速とか、なるべく時間をかけずに見る人も多くて、そういう流行の中で重要になってくるのって表面的な面白さだと思うんですけど、リコリスリコイルは二人の関係性に重きを置いて、かつ戦闘も二人の強さを全面に押し出すっていう、そこもしっかり時代に合わせて調整されていてるなと、ただそれだけで終わらないのがリコリスリコイル

 

小島秀夫監督を始め、そういう見方をしていない人にも刺さっているのは、世界観がしっかり作られているからだと思うんですよね。みれば見るほど奥深さを感じる。

パッと見ても、しっかり見ても凄く面白い、そんな作品になっているなと感じます。

 

 

 

という事で私がリコリスリコイルを面白く感じた理由は以上です

こういうの文章で残しておくと頭の中が整理されて便利なので、話の途中と終わりで好きな作品は全部やっていきたいんですけど…なんせ時間がない…頑張ってやらなきゃなぁと

 

リコリスリコイルの今後について

今後リコリスリコイルに期待する事として

平和のために人を殺すDAと、人を支援する事が目的(なのかは分からないけど)ながらもも、目的のためなら人を殺すアランアダムズ

敵も味方もやってる事は同じなんですよね

ただ

人を守るためなら人を殺してもいいのか

平和のためなら人を殺してもいいのか

合理的なら子供を使ってもいいのか

 

 

この辺の正義と悪の描かれ方が今後どういう方向に行くのか、個人的に気になる所です

 

 

1話のニュースのシーンで「またしてもですか、人の善意が歴史を作ったわけですね」っていう台詞がありましたけど、あの世界に住む人達ってリコリスのおかげで平和が保たれているのを知らないんですよね(これ現実の日本への皮肉にも感じますけど…w)

たぶんそこまでは作品の内容的にやらないと思うんですけど、DAっていう組織が表に出た時にどうなるのかななんてのも見てみたいw

 

あとはやっぱり、たきなが本当の居場所をカフェとその街に見つけるまでの過程が、もうエモくなるのは分かってるのですが、ここが凄く楽しみ!

Stand by Meで四人が旅から戻って町が小さく感じたように、たきなはこれからも千束と色々な経験をして、また最終回付近でDAにもう一度行く時には、あの施設が小さく感じてるんでしょうね…エモエモです…!

※この小さく感じるというのは、小学校の頃喧嘩した事が今では笑い話になってるみたいな、世界の広さを知ってここで起きた事が大した事ばない事だったんだと気づくああいう感覚です…説明下手で申し訳ない…w

 

あとは千束のオマージュになってる(と勝手に思ってる)Stand by Meのクリスと、名前の元になった錦木塚物語の若者って、二人とも作中で亡くなってるんですよね…

内容的にそういう事にはならないとは思うんですけど、なんか不吉だな…と勝手に考えてます

千束は過去も色々ありそうなので、明るさ一辺倒では終わらなさそうですよね

 

長くなりましたがそんな感じで、これからの話にも色々と期待の作品リコリスリコイルです!

 

このブログ書き終わるまでは5話は観ない!と決めていたので(言いたい事増えちゃうから…)、これからやっと見れる…

友達からまた神回だよとは聞いてるので、めちゃくちゃ楽しみだよ…!!