メイドインアビス、友達にオススメされたのと、ちょうど2期やっていたので、これは良い機会と視聴
なんと…なんと素晴らしい…愛です、これは愛ですよ!!(黎明卿感)
ポンポさんで物語は誰か1人のために書いた方がいいという話があったけど、めちゃくちゃ分かりやすい正解がここにあった
作者の性癖満たすために最高の世界観出来てて、これどこまで作り込んでるんでしょうね
また可愛いデザインと、その対比にある深層の生物があまりにグロ過ぎるという、しかもそのグロさは救いようもなく降りかかってくる…もう…もうやめてくれ…と
この作者何をしでかすか分からない…という恐怖と、ただ次の深層はどんな所なのだろうというワクワク感もあって
この恐怖と綺麗な世界観が凄く共存してるのと、応援したくなる可愛い主人公達というのが、本当に冒険モノとして最高の仕上がりになっている
ただのロリグロアニメで終わらない、この物語の魅力はそこだけじゃない
こんだけドストレートに性癖をぶん投げて来てるのに、めちゃくちゃ刺さってくるw
俺の好きなものはこういうのなんだよ!!って
あと映画のボンドルドよ…
あいつ人間を箱に詰めたり、変異させたり、モノホンのクソ野郎なのに、プルシュカの過去編で明らかに異常のある彼女をちゃんと人として育ててるのを見てたら、もうなんか憎めなくなってしまって…
あ、コイツイカれてるだけで本当に悪意はないんだ…って
このやるせない気持ちはどこへ向けたらいいんだと…もう感情がぐちゃぐちゃになります…
作者がリコ達に仕向けている辛い仕打ちの数々を受け入れて楽しく観てしまっている私と、プルシュカにとんでもない仕打ちをしてるボンドルド
あの映画の結末を妙に納得してしまったのは、作者の性癖が一番ボンドルドに反映されてるからなんじゃないかなって
愛です、愛ですよ、ナナチ
これまでの物語を見て来て、この漫画自体を受け入れてる私は、根底にある作者とボンドルドの愛が分かってしまっているから、もう納得するしかない…
この物語が人気な事自体が、平尾隆之監督が言う"マイノリティがマジョリティーに一矢報いる物語"になってて
MUSICUS的に言うと、日陰者だった人達が、音楽に自分を込める事で受け入れられるようになったとか
そういう物語、めちゃくちゃロックだよね、オタク的にはたまらない、思わず他人にオススメしたくなっちゃう
歪んでるように見えるかもしれない、いや実際そうなのかも、でもオタクの世界って、こんなに楽しいんだよ!!って
メイドインアビスの評判として人を選ぶというのは良くみるのだけど(これから原作を読むので原作がどうかは分かりませんが)
少なくともアニメ版は、人を選ぶというようなマイナーな評価で終わる作品ではないなと、気になってる人はすっごい面白いので、マジでオススメです!