じゃあねヌヴィレット、500年に及ぶ君の役、気に入ってくれると嬉しいな
全私が泣いた
いや最高だった…あんなん見たらガチャ引きたくなるに決まってるじゃないですか!!
伏線が色々あったけれど、想像以上に多くのものが回収されてびっくり、もっと投げたまま世界任務やらイベントやらに引き継ぐかと思いましたけど、凄く綺麗に終わって個人的には大満足の内容でした!
あ、綺麗に終わってっていうのはフリーナの伝説任務もセットなので!!セットなのでー!!
まだやってない人は熱が冷める前&ストーリー覚えてる内にお早めに
あれがないとフリーナが救われません
以下ネタバレ注意
フォンテーヌ魔人任務自分用まとめ↓
■フォンテーヌの予言
フォンテーヌ人は皆、生まれた時から「罪」を抱えており、どれほど審判を行なっても、それが消えることはない。やがてフォンテーヌの海面が上昇し、罪を背負いし人々は海水に飲み込まれる。人々は皆海の中に溶け、水神は自らの神座で涙を流す。そうして初めて、フォンテーヌ人の罪は洗い流される。
■原始胎海の水とは
もともと星の表面に存在していたもので、テイワットほぼ全ての生命は原始胎海から生まれた
その管理をしていたのが水龍で、外来の僭主(天空の島?天理?)が水龍を倒した後、水龍の一部の権能を引き継いだ水神エゲリアを作り出し、原始胎海の水を用いてこの星の生命力を抑制しようとしていた
■フォンテーヌ人の原罪
純粋精霊から人になった事
純粋精霊が人に憧れ、地上を歩くことを夢見て、前水神エゲリアが原始胎海の水を使いその願いを叶えるも、それが反逆、罪となり天空の島(天理?)から罰を受ける、神座から退いたのもそれが要因、その際予言を残し次代のフォカロルス(フリーナ)へ引き継がれる
■フリーナの目的
フォンテーヌ人を救う事、そのための天理への反逆
だが大きな力を持つ神の力を持ってしても予言を変える事は出来ない、だからこそ、予言通りに事が運べば、フォンテーヌ人の罪は許され、天理からの罰を逃れる事が出来る
そのためフォカロルスは天理を欺き、事が起こった際に矛盾が生じるよう画策
・フォカロルス自身の神性(以下フォカロルス)と人間性(以下フリーナ)を分離、フリーナによるフォンテーヌの統治
予言では当然神座についているのは水神の為、神を演じるフリーナによって統治を行い、矛盾を作る
・フォカロルスは諭示裁定カーディナル(※1)と一体化、500年間貯め続けたエネルギーによって自身と神座の破壊、それによるヌヴィレットへの権能の返還
予言の最後、フォンテーヌの人々が原始胎海の水に飲まれた際に溶けてしまわぬよう体を作り替える必要があったが(※2)、フォカロルスは原始胎海を操る権能を持ち合わせていなかった(前水神が反逆したから?)
もともと神の権能は水龍が持っていた力の一部の為、神座を破壊、フォカロルスの神の心をヌヴィレットへ返還する事で元の力を取り戻しもらい、前水神エゲリアがやったようにフォンテーヌ人の体を作り替えてもらう(※3)
※1,フォンテーヌ人はもともと人間に憧れた純粋精霊だった為、人らしさへの憧れが根底にある。裁判好きはそこから来ており、フォカロルスはそれをエネルギー変換へ利用した。
※2,フォンテーヌ人は人に戻る際エゲリアが原始胎海の力を使用していたが、それにより体内に原始胎海を含んでいるそのため、彼らは原始胎海の水に触れると溶けて再び純水精霊に戻ってしまう。
※3.エゲリアの権能では内部に原始胎海が残る中途半端な形だったが、恐らく上位の力を持つ水龍が作り直す事でフォンテーヌ人は完全な人になった
・水龍ヌヴィレットをフォンテーヌの次代統治者へ
上記の作戦ではヌヴィレットに人への関心を持ってもらう必要があり、さらにフォカロルスの作戦では水神という統治者がフォンテーヌからいなくなってしまう為、天理の眷属である七神以外に託せる人物が必要だった
そこで白羽の矢が立ったのが水龍であるヌヴィレット
だがヌヴィレットは先代水龍から記憶をほとんど引継いでおらず、人間や神への関心も薄れていた。
500年に及ぶヌヴィレットの最高審判官という役割は、人間を理解し、想い入れを持ってもらうためのもの。
■小ネタ
・話題になってた泉の声
誰にも打ち明けられないフリーナの心の声、市民の声や街の喧騒で聞こえづらいという演出がまた…
・フリーナは審判を観に行くのが好き
自分の役目が終わるのを待っていた
・純粋精霊の子供は人間?純粋精霊?
純粋精霊を内包した外側が人間の状態、子供を作る際に泉に祈りを捧げる風習があったが、それによって子供を授かっていた
・予言の実行役は呑星の鯨(どんせいのくじら)
深淵に眠っていたが、タルタリヤが深淵に落ちた事で覚醒、彼が有罪判決になった要因は恐らくここ、覚醒させた事自体の罪か、あるいは呑星の鯨を抑えるために諭示裁定カーディナルと一体になってたフォカロルスが有罪にしてフォンテーヌに捕らえたのか…
感想(ネタバレ)
人へ憧れた純粋精霊という設定がフォンテーヌ人の国民性に反映されてたり、それを膨らませたストーリー展開とか、かなり序盤の伏線が回収されたりと、改めて細かい部分まで作り込んでてほんと凄いなと、YouTubeが考察動画だらけなのも納得です
今回ラストが特に好きで、フリーナが神の役目を終わらせて、踊りながらフォカロルスが死ぬわけですけど、最後まで自分の本心を打ち明ける事なく、市民に理解される事もなく、神を演じたまま死んでいくっていうあの演出&切ないムービー…とても良かった…
だけれど、伝説任務でその演技に救われた人を出したり、最期に神の目を授かる事で、彼女のこれまでとこれからを肯定するという
神を演じ続けた結果、神になる資格を得るっていうのエモエモ過ぎませんか…!
まあ、せっかく欺いたのに、天理に近づいてしまったっていうのはちょっとモヤりますが(笑)
人生の最も険しい分岐点にて、その渇望が極致となれば、神の視線は降りる。それが「神の目」。
実はね、「神の目」の所有者はみんな、神になる資格を持っているんだよ。その者たちは「原神」と呼ばれて、天空の島に登る資格があるんだ。 引用:序章第三幕 ウェンティの台詞
魔神任務だけだとフォンテーヌ人が救われてもフリーナが救われなかったので、(救われたら話が破綻しちゃうのでしょうがないんですけど)伝説任務でそこを回収してくれたのが本当に良かったです
ぜひセットでやって欲しい内容!
またヌヴィレットですよ…ヌヴィレットの心の動きによって雨が降るって設定がエモ過ぎて…!
彼のキャラを守りつつ、500年の役目はどうだったか?というフリーナの問いの答えに、あの雨と
最高審判官ヌヴィレットは、ここに宣告する。君達フォンテーヌ人の罪を…許そう。
という台詞で答えるという演出…素晴らし過ぎます
神谷さんの無機質だけれど感情の籠もってる演技も最高です…!
人への関心をもたせるために500年って時間が使われてましたけど、もともと何千年前〜何百年前〜と歴史のある壮大な世界観なので、長命種故の長期間っていうのは説得力もあり、設定にもハマっていましたね
この前フリーレンのポストで同じような話が流れてきましたけど、まさにこれです↓
フリーレンを見るたびに、ダンジョズ&ドラゴンズのルールブックに書かれている次の一節を思い出す。
— marohide🎲 (@monsieu_maro2) 2023年11月17日
「彼らが友情や敵意を抱くには時間がかかり、友情や敵意を忘れるにはさらに長い時間がかかる」
エルフを説明した文章の中で一番好きかもしれない。
これなんだよ、これこそがエルフ。#フリーレン
ただの人が500年という時間を偽り続ける事に耐えられるのか?とか、ヌヴィレットが審判官になるまでの流れとか、若干補完が弱い部分もありましたけど、世界任務やイベントのサブストーリー、聖遺物、武器、各キャラの台詞等補完の多い作品なので、たぶん私が把握してないだけだったり、今後補完されるのかなと思います。
まあ実際補完されなかったとしても、されるかもと思わされるくらい広い世界観と情報量なので、こうなのかな〜と考えるだけのが凄く面白い作品ですよね。
まだVer4.2、少なくともフォンテーヌの話はあと4か5バージョンくらいは続くと思うので、今後の広がりも凄く楽しみです!