気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

咲良と駒木さんと安倍艦長、1話と21話の対比がエモ過ぎた件

21話を観た時点での感想になります

 

いやぁ…マブラヴアニメ21話…最高でしたね…!!

先日話がよくわからーん!って友達と一緒に甲21号作戦の解説&鑑賞会をやったんですけど、駒木さんのくだりを説明してる時にもう涙出て来ちゃって、いや本当に、素晴らしかった…

 

今まで坂崎隊長に守られ、クーデターでも沙霧大尉の死によって生き残り、もっと妄想するなら、1話に出てきた写真に写ってる同期の仲間の中でも一人だけ生き残りと、ずっと守られてきた、置いてかれ続けた駒木さん

 

写真凄く印象的ですよね、今までの仲間を、その人達の想いを大切にしているのが良く分かります

これ19話で描かれてる伊隅大尉と武の"なぜ戦うのか"っていう話にも繋がっていますけど

そんな駒木さんが

私達が戦う事で、一人でも多くの同胞を救えるのなら…!!

と周りが逃げ出す中一人BETAに立ち向かうわけですけど、そこが1話との対比で描かれているんです

1話

21話

 

そこで叫ぶのが、上のシーンと同じく1話の対比で描かれている場面での坂崎隊長の最後の言葉

かかって来い!!BETA共!!

 

甲21号作戦で駒木さんが配置されてる真野湾って、A01の撤退ルートになっているんですよね

しかもその部隊には、自分が佐渡ヶ島で助けた咲良がいる

(駒木さんは咲良がいるのは知らないですけど)

 

これ

咲良(21話)=駒木さん(1話)

駒木さん(21話)=坂崎隊長(1話)

っていう、それぞれが同じ立場にいて対比で描かれてるわけです

 

そんな駒木さんが坂崎隊長と同じ台詞を言うんですよ、おいおい、エモ過ぎだろ!!!って

 

しかも21話で真野湾に無傷で侵入し、駒木さんへ支援砲撃をしかけた安倍艦長

これ1話でも同じ形で撤退支援の砲撃をしているんです

1話

21話

ヤバくないですか…?ヤバくないですか…!?

駒木さんと安倍艦長、二人は佐渡ヶ島を、大切な同胞を失ったあの日のリベンジを果たそうとしてるんです

今度こそ、今度こそ守るんだ…!!って

もうね…こんな…こんなん泣きますよ…!!!

 

しかもこの対比を甲21号作戦の21話で描くっていうのに凄く意味がありますよね、毎度思いますけど構成がほんと凄いと思います。

色々な所に意味を感じてしまう。

 

あとこれ、A01撤退時に咲良と駒木さんの共闘あるんじゃないか…?っていう

てかマジで見たいです、撤退戦だろうがなんだろうがもう何でもいいので、私は二人の共闘が~~~~~~見たいんだ~~~~~!!w

咲良の"臼杵"って大分の苗字で、そこから佐渡ヶ島等に散っていったらしいんですけど、仮にBETAの九州上陸時に咲良が大分で両親を失っていたとして、佐渡ヶ島でもう一度自分を守ったおじいちゃんを亡くしてるわけじゃないですか(家族かは知りませんが)

しかも作中で伊隅大尉が咲良を凄く気にかけていましたけど、その伊隅大尉も失おうとしてる。

 

私の妄想の中では、両親、おじいちゃん、伊隅大尉、駒木さんと、色んな人に助けられてきた彼女が、自分の命を助けた駒木さんが目の前で大ピンチって、いや真野湾に残っちゃうような気がするんですよね…

 

駒木さんも咲良も色んな人に守られてきたわけじゃないですか、そんな同じ立場の二人が戦場で出会ったら、いやどっちかはもう片方を守って死ぬんじゃない…?っていう

そうなるとやっぱり駒木さんを守って咲良が逝くような気がするんですよね…

 

自分が助けた子が自分を守って死ぬっていう、そうなったら駒木さんの主人公感が半端じゃない事になっちゃいますけどw

自分が坂崎隊長の立場にいたと思ったら、そうなったのは咲良でした、みたいな

 

そして落ち込む中、坂崎隊長の

「駒木、この悲惨な現実から目を逸らすな。そして生きろ、命令だ」

っていう言葉を胸にもう一度立ち上がる駒木さん

 

アニメ版オルタのもう一人の主人公になるレベルである

 

もしそうなら横浜基地防衛戦でBETAの後続を食い止めてたのが実は駒木さんで、そこで本当の意味で坂崎隊長の立場になってリベンジを果たす、みたいな

 

やべぇ…泣いちゃうわ…

 

というか今思いましたけど、12.5事件にも繋がる台詞ですねこれ、クーデター派に加わった理由も補強されてて凄く良い。

 

そんな感じで色々話ましたけど、咲良もA01で色々経験してその辺の感情制御はしっかりしてるだろうしなぁ…結局妄想の域を出ないですね。


まあなんにしても、1話から続いた駒木さんと咲良の物語がどこに着地するのか、小沢提督と安倍艦長はどれくらい描いてくれるのか(ここ重要)、22話、めちゃくちゃ楽しみです!