気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』自由が第一の価値観

7話観た後に書いてます!

天道と三日月の再起、めちゃめちゃ良かったね、思えば名前が関係を表してたのか

 

この作品「自由が一番」って価値観が上手く描かれててとてもいい


世界の破滅よりも会社に行くほうが辛いって感覚

 

なぜYouTuberがなりたい職業1位だったのか、出世を目指す人が減ってるなんて記事も良く見かけるけれど、そういうものの根底にあるのはこの価値観だと個人的には思う


自由になりたいって昔からある感覚だと思うけれど、自由になる方法が今と昔では変わってきてるという話で、圧倒的にその方法が増えてきて、増えてきた事でこの感覚を持つ人も増えてきた

結論的には両方ともお金を得るというのが自由になる一番の近道だと個人的には思うのだけれど、そのためには上の文脈で言うと昔は出世が必要だった

でもYouTubeSNSなどの台頭で、出世っていうレールに乗らなくても、自分の好きな事でお金を得る手段が出てきた

好きな事がお金に繋がれば自由になる

実際には好きな事だけでお金を得られるほどYouTuberも簡単な事ではないのは少し調べれば分かる事なのだけど

さらに大衆化したものはルールが厳しくなっていき、自由ではなくなっていく

レッドオーシャン化とか、それに伴う収益減とか、そういった現実が浸透してきてか、最近なりたい職業1位が会社員になったという話があったけれど

yorozu-do.com

今は娯楽が溢れてる時代なので、YouTuberやプロ選手などのリスクを背負わなくても、仕事の終わりにアマプラを観たり、ゲームしたり、SNSで承認欲求を満たしたり、出世などせず、平社員でそんなにリスクを負わなくても、そこそこ自由で幸せな生活が送れる時代

先日観た映画『春に散る』や『FGO2部7章』『MUSICUS』や『メイドインアビス』などで描かれてる、人生で何を残すかって点においても、推し文化が出てきた事で自分の夢や目標も、誰かに託しやすくなった

極端なこと言うけど、推し文化は多かれ少なかれ少子化を加速させてると思う(笑)

もはや家族にだって縛られなくていい、結婚する必要はないし、自分の生きた証は子供でなくとも推しが残してくれるのだ、実際はそうではない事が多いのだけれど、そう錯覚させてくれる、でも、永遠には続かないからその先には破滅が待ってる事が多い

 

まあ何がいいたいって、たぶん今の多くの人の根底には自由が一番って価値観があるよねという話

 

ゾン100の描かれ方はYouTuberが1位躍り出てた時の感覚に近いので、会社員が1位に舞い戻ってきた今、というかこれからはどんどんズレていく気がする

これ今観ないと全力で楽しめない作品だと思うので、気になる人は『今』観るのがオススメです!!