※ネタばれしかありません、ご注意を、視聴済の方向けです。
『シャインポスト』や『本好きの下剋上』をオススメしてくれた友達が、2月にやるハイキュー!!の映画を観に行きたいという事で、私も観ておかねばと視聴。
昔連載してた時に読んでいたのですが、青葉城西との2回目の試合の途中でジャンプを買わなくなってしまったので、10年ぶりくらい、今度はアニメ版で。
観始める前は90話近くあるしこれ面倒くさいな…と正直思ってたのですが…もう始まったらあっという間!めちゃめちゃ面白かったです!
1/3に観始め、1/12には観終えるという爆速具合、むしろ終わって欲しくなかった…あまりの面白さに満たされ過ぎてしまい、全てのやる気が消失、その日の夜にフリーレンがやってなければ、たぶんお風呂にも入ってませんでした(笑
傑作には傑作をぶつけるんだよー!
映画に備えてハイキュー!観るー!
— 高機動型ぽっちゃり (@age_koukidou) 2024年1月3日
連載開始から数年本誌で読んでて、ジャンプ買わなくなっちゃったから完結までいけてないって感じだけど、友達に「今観たら絶対ハマるよ!!」とオススメされたので、期待!
ハイキュー!!https://t.co/pwrtwVsd9c
うわぁぁぁあああああ!!観終わっちゃったぁぁぁ!!
— 高機動型ぽっちゃり (@age_koukidou) 2024年1月12日
やっっっっっば!!超傑作じゃんハイキュー!!
なんかもう…凄い…満たされちゃった…次やろうとしてた事に手が伸びない…
ハイキュー!! TO THE TOPhttps://t.co/o2NpahGdbB
この作品何が面白いって、やっぱり試合がとにかく熱い!
展開がってのもありますが、バレーを通して内面的な成長が描かれてるので、熱さにエモさが乗るんですよね、これがまた泣けるんですよ…
同じスポーツ漫画の『ブルーロック』は、チームプレーから自分と向き合う事にシフトしていく話でしたが、ハイキュー!!はその逆、中学時代に自分と向き合った結果個性を手に入れた日向と影山が、今度は仲間と向き合っていく話。
なんというか、バレーである事に凄く意味があるんです。
力は持ってるのに周りと噛み合わない2人が、バレーっていうチームプレー、繋ぐ事が大切なスポーツを通して成長していく、まあ~これがエモいんですよ!
逆に「サーブはバレー唯一の孤独なプレイ」って話が作中でありましたけど、影山がそれを得意としてるのは文脈的にもよく分かる設定になってます。
日向や影山の突出した才能や、大王様や牛若等の超高校級の選手を出しても、一筋縄ではいかないっていうのも、バレーの面白みが出てて最高です。
あと面白さを引っ張ってってくれてるのがやっぱり日向の貪欲さ、中学時代にやりたくてもバレーが出来なかったって設定がずーーーっとよく活きてるんですよね。
烏野高校のメンバーもそれに釣られてどんどん新しい事へ挑戦・実践していくので、普通なら退屈に感じさせる練習パートもワクワクさせてくれますし、それが新鮮さを生み出し続けて飽きさせません。
しかも試合の終盤、練習したのを忘れるような時間が経った一番いい所で、その技を出してくる、もう鳥肌立つんですよ!!
やっぱり練習パートがあるとここぞという時に熱が入るのでいいなぁと。
4期で日向が高くレシーブ上げるじゃないですか、もうなんか今までの色んなものが集約されてて、あそこはボロ泣きでした…
なろう系は特に多いですが、飽きさせないためか最近は爽快感重視のテンポの早い作品が増えてきてるように感じます。
そうなると修行(練習)パートを差し込むのってなかなか難しいのかなと思うのですが(0話切りなんて言葉があるくらいですし…)、ハイキュー!!は日向を使ってこの辺り上手く描かれていて本当に凄いです、ずっと楽しい!
また相手チームへ感情移入をさせるのも上手いですよね…だからこそ余計試合が熱く感じる。
言い方悪いかもしれませんが、2期の扇西とか、条善寺、角川とかって、ぽっと出のキャラじゃないですか、なのに負けた姿を見るとグッとくるんですよ!
「回想シーンで補完してるからでしょ?」って言われそうですが、絶対それだけじゃないです、回想シーンも説得力ないものは滑るじゃないですか。
たぶんキャラデザとか、口調とか、所作とか、細かい所で本当にあったんだろうなっていう説得力が生まれてるんだと思うんですよね。
他にもユース合宿や遠征で春高バレーの顔見せを自然とやっていたりと、展開の上手さや、奥行きを感じます。
原作ベースで見ると始まったのがもう12年前ですが、今でもトップクラスに面白い作品だと思います!
もう2月の映画が楽しみすぎて…2週目入ってます(笑)
映画終わったら原作も買わないと!!