気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

マブラヴアニメ第10話で描かれたトリアゾラムについての諍いはとても大切な描写なんです、という話

マブラヴオルタネイティヴのアニメ第10話の意見で
・話が全く進んでいない
・尺稼ぎ

・良くわからんが戦術機はかっこよかった

なんて意見を見つけたので、この話はマブラヴにとってとても大切なんです!という話をしていこうと思います~

 

そもそもマブラヴは"世界を救うために武の立脚点(戦う理由)を見つける物語"だと私は思っています

 

…いやいや、2話で地球と全人類を守りたいから戦ってるって言ってるし、もう見つけてるじゃないか!
というツッコミが来そうですが、本当にそれが彼の立脚点として機能していた場合
アメリカ軍や帝国軍、斯衛軍の貴重な衛士の命が失われていっている中、悠陽殿下へトリアゾラムを打つのをためらわないはずなんです

 

「無意味な内戦」「BETAと戦うための命が散っていくのは我慢ならない」とウォーケン少佐は武の言葉を代弁してくれています

武はこの言葉に同調し、瞬時に行動を起こすべきでした

 

ただ彼は打てなかった、殿下と言葉を交わした事で彼女の覚悟や冥夜との関係を知り、月詠中尉の立場も理解出来てしまったから

 

そうなんです、言葉では地球と全人類を守りたいと言っておきながら、彼、実はブレッブレなんです

 

そんな彼がこのままBETAが闊歩する戦場へ出る事を想像してみてください
戦友を見捨てる事が出来ずさらに多くの犠牲を出したり、仲間を失って立ち直れなくなったりと、そんな未来が簡単に想像出来ます

 

これでは武は世界を救えません、彼には何にも動じない本当の立脚点が必要なんです

 

今後武は様々な出会いや別れを経験していく中で、自分の中にそれを見つけ出します
その第一歩を踏み出すきっかけは、恐らく来週の第11話で描かれるでしょう
私も忘れる事の出来ない大切な言葉を、武は殿下から受け取るはずです

 

今後彼がどう成長していくのか、そう考えながら見ていると、きっとアニメが何倍も楽しくなると思います!特に来週の11話は!

 

深夜テンションで書いているので最早まとまっているのか判断がつきませんが、このあたりで締めたいと思います…笑

武の立脚点が今はまだ確立されていない事、今後この物語がどこへ向かっていくのかというのを示す話として、トリアゾラムについての諍いはマブラヴという物語において必須ともいえる描写だという事を分かってもらえると凄く嬉しいです

 

そしてこの話は、今回対で描かれている国連軍vs駒木部隊への話にも繋がっていくのですが…そちらはまた今度書こうと思います

 

ここまでお付き合い頂いたあなたに、心よりの感謝