気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

映画『RRR』感想 圧倒的熱量で全てをプラスに変える大傑作!


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調べてみると評判がかなり良く、さらにペトロニウスさんや伊藤弘了先生が面白いと言ってるので、これは見なければ!と思い、友達と二人で観てきました!

 

 

いやめちゃくちゃ面白かった…!!!

というより、楽しかった!!という表現の方が合ってる気がする。

 

最初から最後まで飽きさせない熱い展開の連続で、3時間長いなぁって思ってたけど、終わってみればあっという間でした。

友達も「見る前は寝ちゃうかと思ったけど、眠気一切感じなかったよ!」と、終わったあと二人で大興奮

男同士の肩車を見て体が熱くなるなんて経験そうそうないよw

 

インド映画自体が久しぶりで、たぶん3.4本目くらい。

歴史や背景もほとんど知らなくて、インドはイギリスに支配されてた〜くらいの知識しかなかったわけだけど、それでもめちゃくちゃ楽しめました!

日本でも評判だし、他の国でもかなり高評価のようで、これも実際観てみると凄く納得です。

 

視聴者側の知識をあまり求めない面白さが溢れてるんですよね、筋肉!筋肉!筋肉!

何が面白いなんて説明する必要ないんですよ、だってあんなの誰が見たって熱くなるし楽しいに決まってるじゃん!!って!

 

エンタメの暴力…!!

色んな国で評価が高いのも納得です

 

1920年のインドっていう時代背景が分かると、色々と想像出来るんだろうけどね、配信が来たときには歴史を調べてから見ようと今調べてます、こういう勉強は凄く楽しい!

 

少し話逸れますけど、子供の頃嫌いだった勉強も、大人になってからは凄く楽しいんですよね

これって目的が明確なので、自分の成長を感じやすいんだと思うんですけど

プロゲーマーの梅原大吾さんが以前「ゲームに飽きたんじゃない、成長しない事に飽きたんです」という事を言っていて、何かをする時に目的を明確にするというのは凄く大事だなと実感した今日この頃

 

本題戻ります

 

話は凄く面白いんだけど、この映画もうツッコミ所で溢れてるんですw

トラックで城に突っ込むシーンとか、ラーマを助けだす所とか、「いやそうはならんやろ!!」って何回心で思ったかわからないw

でもそんなくだらないツッコミなんてどうでもいいわ!!と感じてしまう程の圧倒的熱量!

本当に、素晴らしいです。

 

個人的に一番お気に入りはナートゥを踊るシーンなんですけど、その前のシーンでヒロインの女性と主人公のビームとの間で、言葉が通じない…という流れがあって

そのあとのナートゥを踊るシーンって、あの映画の登場人物も、見てる私達も、誰が見ても「すげええええ!!」ってなるじゃないですか!

 

youtu.be

 

差別を受けている黒人のドラマーや、支配されてる側のラーマとビームが、ダンスや音楽で支配しているイギリス人を言葉や価値観の壁を越えて圧倒する

まさにエンタメの力を象徴しているシーンですよね

youtu.be

 

吉宗さんもよくいってますけど、やっぱり物語、というか音楽やダンス、エンタメは、国や言語、思想なんかを超えてくる本当に凄い力を持っていますよね。

最近読んだFGO2部7章のシナリオにもそういったメッセージ性を感じましたし、私の大好きの映画大好きポンポさんの監督も「マイノリティーがマジョリティーへ一矢報いる作品を作りたかった」とインタビューで言ってます。

こういった作品を作る方たちは、物語や音楽にものすごい力がある信じてるんだなと、もちろんそれを仕事にしてるので当然といえば当然なんですけどね

 

という感じで

3時間を感じさせない本当に楽しい映画なので、絶対損はありません。

そろそろ劇場の上映は終わってしまいますが、ほんとめちゃくちゃ面白いので、まだ観てない方は是非!オススメです!