気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

批判は必要なのか?

結論から

 

批判的な意見からプラスに変わる事は往々にしてあります。

だからこそなくなるべきではないと思うし、何をどうしたってなくなることはありません。

そして、全てが肯定的な意見で占められる事は良い事に繋がるとも思えません。

 

ですが

 

私はしません。

 

個人的に1つの批判的な意見に対して、私はその10倍以上肯定的な意見が必要だと考えてます。

 

作品の向こう側には人がいます、1人や2人ではありません、作者やその家族、それを支える多くの大人たちと、そのファン。

 

批判と肯定は半々では足りないんです、人は簡単に傷つくし、自分から批判的な意見を探してしまう。

きっと経験があるはずです、SNSをやっている人は特に。批判を常日頃している人は更に。

 

どれだけ「あなたの作品は素晴らしいんだよ!」と言っても振り向いてくれる事はないのに、批判意見には簡単に目を向けるんです。それが人間です。

 

どうして?って思うじゃないですか!

あなたの作品を好きな人はこんなにいるんだよ!って

 

批判的な意見はあまりにも強い、だからこそ、それに対抗する肯定的な意見は数が必要です。

あまり見向きされない事も多いですけど。

 

批判する事は簡単で気持ちいいんです。

そして人を傷つける事はその人の記憶に残りやすい。

SNSはそもそも承認欲求を満たす場です、その方が圧倒的に効率がいいんです。ブロックされて喜ぶ人もいますしね。

 

だからこそ、私は言います。

 

それを我慢出来る人はするべきだと、批判はしない方がいいと。

 

あなたが批判しなくても代わりはいくらでもいるんです。

でもそれを我慢して良い所だけを言うのは難易度が段違いで高いんです。

だってもやもやするじゃないですか!

私もSNSにお気持ちを垂れ流して気持ち良くなりたいです!!

「クソアニメ!!」「クソゲー!!」「作画崩壊!!」「つまんねぇ!!」

でも、そんな事言うべきじゃない。

その向こう側にいる人達を考えるべきだと、私は思います。

 

SNSでクリエイターの方が反応を見ているというのは、ここ数年で凄く実感しました。

マブラヴの原作者、吉宗鋼紀さんは色んな方によく反応をしてくれてますし、アニメマブラヴの西本監督もそうです、感想をよく見てくれていました。

Keyの麻枝准さんなんかも有名ですね。

 

そもそもこの考えになったきっかけは、アニメマブラヴ放映時に吉宗さんが言った「良い意見は表(SNS等)で、批判は裏(APIへメール)で」という話からです。

要はクリエイターの方達もSNSを見ているし、その人達のモチベーションが上がった方がいいものが出来上がるよね、と。

 

私が接客業をしているというのもありますが、これには凄く納得しました。

もっと広い視点で、その先にいる相手の気持ちを考えるべきだと。

 

そしてその先の人達を考えれば、批判のやり方についても変わってくるはずです。

単純に「つまらない」「面白くない」「クソゲー、クソアニメ」というだけでは何も前に進まない。

何がどう駄目なのかを明確に書いて、出来る事なら改善案もセットであるべきです。

難しいですけどね、ファンはプロじゃないので。

せめて明確にどこがどう感じて何故駄目なのかくらいは書いた方が、あなたの作品愛は伝わるはずです。

好きでもない作品を批判するなら別ですが、それはただの自己満足なので辞めてもらいたいですけど(笑)

まあ、SNSはもともとそういう場だと最近よく分かったので、しょーがない事もあるとは思います。

ここくらいしか自分の不満をぶつけられない人もいるみたいなので。

でも、楽しい事を続けていた方が自分の気持ちも明るくなりますし、周りも楽しいと思いますよ。

 

そんな感じで、ちょっと思う事があったので、自分の考えをまとめておこうと。

 

これを読む人がどれだけいるかはわかりませんが、少しでも前へ進むための意見が増える事を祈ってます。