気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

四月は君の嘘、原作8巻、9巻、自分用メモ


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8巻
割れていた泥団子(ピカピカに磨いた→恋して輝いた)、それに興味の少ない公生
でも最後は手を差し伸べてくれる

先輩好きな人が出来たって…イイヤツ過ぎないか先輩…!!
「俺らはさ、自分と正反対の人がいいんだよ」→椿には公生が合ってるんだよ

椿の不器用なピアノ(口に出せない気持ちを音にこめに来た、コンクールでそういう人たちをたくさん見てきたから)
公生の正確なピアノ
先輩の正反対の人がいいんだよって台詞
エモぉ!!良きかよ

皆前に進み出す(かをりもこのまま続けばいいと、止まる事を望んでた、でも彼女には時間がないから、立ち止まるわけにはいかなかった。手遅れになる前に。椿はやっとその地点にたどり着いた)
一人だけ立ち止まる椿
前に進んでいると思ってた公生はいつもじぶんを見てくれてた
公生に前に進んで欲しくて、音楽をやらせたのに、公生が進んだら自分が立ち止まってる事に気づいた
「進め、踏み出せ、私──私の時間動け」
公生を止めないため、一緒に並んで歩くため

凪は過去の自分
楽譜の指示通りに弾く事が正しいと思っている
だから紘子は公生をつけた
自分の歩んだ道を見せるため
かをりにもらったものに気づかせるため、幸せになってもらうため

凪「そんなあまっちょろいこと言ってるから人間落ちちゃうんだ」
やっぱり、昔の有馬を知ってる

「公生に何かをくれると思ったから」
↑のやつ

「お買い物して、2人でコロッケ食べて、男の子に送ってもらう帰り道は、こんなに星がキラキラしてるんだね」
もう告白やん…
椿もかをりも、有馬の成長を受けて、涙を見せるようになった

凪の周りには自分以上の存在がいなかった
有馬にとってのブレイクスルーはかをり
なら有馬の過去である凪をブレイクスルーするのは、かをりを継いだ有馬でしょうー!!

凪は三池の同級生!譜面こそ神って考えも納得

椿が弟って言い訳をして有馬への思いに気づかないふりをしていたように、有馬も「僕の友達。好きな女の子なんだ」という言葉で気づかないようにしてる、自分の気持ちも、かをりの気持ちも

かをりが他の人を教えてる有馬に対してあたりが強いのは、自分に時間がないことを知ってるから
早く成長して欲しい、じゃないと間に合わない
有馬のお母さんと同じや…さすがの対比構造!

「音がスキップしてる」
凪の気持ちが音にのりはじめた

周りには自分に並ぶ人がいなくて、誰にも気持ちを打ち明けた事がなかった
同じ音楽の道を、さらに前を行く有馬には自分の気持ちを伝える事が出来た事で、音に気持ちが乗った

相座ぁぁ!!!そういうこと!!

譜面こそ神は兄から来てる!
兄が有馬の方向転換により失墜して、それで有馬にこだわるようになった

音が聞こえなくなった事で、自分の心を見る事が出来るようになって、昔の母親を思い出して
気持ちを音に乗せる事で、ピアノの演奏を通じて母親の想いを知った
母親の優しい弾き方(本当は優しい人だった)
厳しさは感情で弾く事でムラが出来てしまう、だからこそ基礎を徹底的に叩き込んだ。感情に頼るなと
その未来はまさに井川、井川は有馬に左右されて実力が上下している
自分の中に母親がいる事を知った
そこでトラウマを乗り越えた

相座は有馬の正確無比だった頃の写し鏡、彼は気持ちを音に乗せるようになった有馬を見て崩れた
その妹、凪が今度は目の前に現れる
凪も楽譜こそ神というスタイルで、やはり過去の自分だった
その過去の自分にピアノを教える事で、かをりにもらったものを凪に返そうとしている
返す事で自分がもらったものが明確になる(勉強と一緒)
もらったものを明確にした上で、最後に来る試練
母親と対比になっているかをり
その死
かをりは生きていた自分を覚えていて欲しい
昔の有馬ならこれを受け入れる事でトラウマになってたが
母親が自分の中で生きている事に気づいて、それを愛だったんだと受け入れて前に進んで
さらに
音楽の両側面(気持ちを込める、楽譜を正確に)を二人から学んで、それを凪に教える事で明確になって!(自分の中で明確に掴むためにはアウトプットが必要、本当の意味でここで掴む)
かをりにも返すと!
そしてかをりの死を乗り越えると!
もう完璧よ、有馬くん完璧よ!


9巻
有馬「音楽は言葉を超えるのかもしれない」
凪「女は現実的なんです、言葉しか信用しません」
音楽で通じ合ってた有馬とかをり、言葉で伝えるための伏線?
「あたしの心中しない?」
「思い出したくないこと思い出させちゃって、こんななら、会わなきゃ良かったね」
何も言えない有馬
さっきの凪の台詞に繋がる?
かをり「一人にしないで」「くじけそうになる私を、支えてください」
「無理かどうか女の子が教えてくれるさ」渡くっそイイヤツ!
人(女の子)の事を考え続けてきた人だからこそなんだろうね
人は一人では生きていけない、他の人からどう見られてるかで自分を認識できる

これいちご同盟読んでるとまた何かあるんだろうなぁ、あらすじ見た感じ元ネタなのかな

期待と有馬の覚悟に押しつぶされそうになる凪
有馬の失敗で自分がどうするべきなのか分かってる紘子

「舞台に立つのが怖いって感じるのは一生懸命な証拠だよ、誰だって怖いよ、私だって、公生だって、たった数封緘の舞台に自分の全てが集約される、怖いし、理不尽だよね。」
なぜ続けてるの?
「その先にね、チャラになる瞬間がある。悩んで喚いて苦しんでト書き続けた数ヶ月。何もかもが報われる瞬間があるの。私達はその瞬間に取り憑かれたどうしようもない生き物なのかもしれないね」(少し恋と似ている、私達─)
全てが集約された台詞だったわ…ロック!!
「怖いのはあんたが一生懸命練習したから、身も心もピアノに傾けたから、だからさらけ出すのが怖いのよ」
かをりが有馬に教えたものが伝わってる〜!!文化祭が熱いな!!

「震えて、あなたも怖いの?私と同じだ」
「僕の友達が言ってたよ、君の人生で、ありったけの君で真摯に弾けばいいんだよって」
かけがえのない13年だ、の後で光る世界!恋に落ちてるー!!

ありったけの自分を込めるために音を消す有馬!かっけぇ!!
かをりからもらったものを入れてる!

「音楽は言葉を超えるかもしれない」
連弾で二人は会話をし、そして相座兄とかをりに!
そしてかをりにもらったものを返すと!
音楽のない自分に価値はないというかをり
君の音楽は僕の中で生きている、出会った事に意味はあるんだと伝える有馬!
出会わなければよかったなんて言わないでくれと!
相座兄も自分と同じように悩んでた、やっと苦しみが分かった(今までは自分の成長に発破をかけてくれる人がいなかったから)、でも憧れたあなたにはそこで立ち止まって欲しくない!ずっと前を歩いて、その背中を追いかけさせて!私のヒーロー!!
それを伝えるのは言葉じゃない、音楽なんだと!!
熱いー!!たまんねぇw

相座「絵見も凪も、なんでお前の音は人を突き動かすんだよ」
二人ともお前の憧れた有馬からもらったものを音楽にのせてるからだよー!!恋じゃん!

相座が立ち去る姿が、子供の頃の背中に見えている
井川が憧れた無邪気な有馬
凪が憧れた前を走り続ける兄

三池は有馬の演奏を聞いて、自分をこめ始めたから、凪が凄く羨ましい
たぶんあのコンサートの後、凪や有馬、かをりと同じ景色を見たんだろうね

 

音楽をきいてピアニカを弾くかをり、1巻との対比
1巻ではかをりから有馬を誘った
9巻では有馬からかをりに一緒にやろうと
もらったものを返してる!エモい〜

こうやってかをりの意思は受け継がれていくんだよっていうのを伝えてるシーンでもある

 

肩を並べたいって気持ちは椿の有馬に対するものも同じだと思う

みんな同じ気持ちを抱えながら生きてるんやね…

渡だけ大人びてるのは、人(女の子)の気持ちを考え続けてきたから?恋をすると

音楽と恋は似てるという台詞もあったけど、そことも繋がってる