気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

四月は君の嘘、原作10巻、11巻、自分用メモ


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相座「決別の舞台だ─」

有馬との

「今なら分かる、お前は俺の理想以上の姿で現れたんだな」

正確無比な演奏から、音に自分を込める演奏へ成長した有馬

でもそれは相座のスタイルとは違う

だから決別の舞台

作者の意思を理解し、譜面に乗せる、それが相座にとっての音楽

 

女の子だよ→女の子なんだな→女の子みたいだ

嘘つき

だんだん椿を見なくなって、かをりを意識し始めた有馬

 

椿は有馬と同じ気持ちを抱いている

かをりじゃなくて自分を

渡じゃなくて自分を見て欲しい

 

渡なんで病院いくんだろ、両思い気づいてるだろうに

あえてか、時間ないことに気づかせるため、自分の気持ちに気づかせるため

あとはかをりと何か企んでる?

 

11巻

お母さんのときと同じ試練

今回はかをりが自分を覚えておいて欲しいと言ってることからさらに辛いと

お母さんのときと同じく紘子はピアノと向き合わせることで立ち直らせようとしてる

ピアニストは自分の気持ちを音楽に込める事でしか生きられない不器用な人だから

「大切な人は僕の前から去ってゆく、音楽は僕の大切な人を連れ去ってゆく、僕は一人ぼっちになる」

「私がいるじゃん」

あなたの中で生き続けると

 

音はない、でもかをりのバイオリンは聞こえた、有馬は自分のピアノの音が聞こえないから

だから聞こえた

あがけと、言葉で伝わらなくても音楽なら伝わる

 

有馬の事をたくさん知って、自分の中に有馬が生きてて欲しい

知らないことが怖い、だから椿が羨ましい

 

チャーリーブラウンの台詞引用

「私達みんな、さよならのキスをしてくれる人がいるんです」

有馬がいるから頑張れるんだと

 

凪、井川を観て「そっか、私の進む先にこの人がいるのか」

そうだぞ凪!!有馬に憧れた、その先に同じ道を歩んだ井川がいる!

母親のための音楽から、自分のための音楽へ

かをりからもらったものを返して

そして、それら全てを込めて、みんなの期待に応えるための音楽へ

 

「僕は一人じゃない、僕らは誰かと出会った瞬間から一人ではいられないんだ」

恋をして、たくさんの人と出会って、人生が色づいて、自分を込めたピアノも色づくと!

 

どれだけ辛くても、大変でも、弾きたくなくても、それでも演奏家って生き物はピアノに自分を乗せる事でしか前に進めないんだ、そういう人種なんだと

だから弾くんだと

 

そうすることでしかトラウマを克服出来ないんだと

 

有馬の中でかをりが生きている事で、聞いてる人もかをりを演奏から感じた

それは音楽に自分を乗せるというのを、かをりの死を超える事で、本当の意味でかをりと肩を並べたから

私達は旅をするんだね、あいつの背中を負い続けて、これまでも、これからも

 

MUSICUSで馨が言ってた事

井川と相座はめぐるなんだ

朝川師匠が音楽を否定しようとした時に、めぐるが音楽でロックンローラーの生き方を思い出させたように

井川と相座も有馬からもらったものを、有馬に返した

ピアニストの生き方を思い出した

 

演奏家なのに舞台の外で心がいっぱいなのは、なんかおかしいね

って、そりゃそうでしょう、それを乗せるのがピアニストなんだから!

 

 

 

辛くても悲しくも苦しくても、私達はそれを音楽に乗せるしかないんだ…!!ってそういう話になってて

もう…もうそれロックじゃん!!ってw

MUSICUSやってる時に見た意味があった

最高の漫画だったな