気持ちのメモ帳

何故その作品を面白く感じたのか、日々考えた事を忘れないためのブログ。基本ネタバレなのでご注意を…考察はありません、全て妄想です。断言してる表現があったとしても、私は私が考えた事が必ず正しいとは思っていません。

花井是清は何故〇〇したのか

現在私がドハマリ中のMUSICUS

めぐる、弥子ルートをクリアして、現在三日月ルートをプレイ中なのですが(ライブで西日本へ行ってる辺り)、本格的に三日月ルートへ入る前に、花井是清がなぜ自殺したのか、三日月とは兄妹で、この物語の核の部分なので、今の自分の考えをまとめておきたいなと思いブログ書いてます

 

目次

・音楽の中の自分(聞いた人が心に描いた花井是清)と、現実のギャップ

・めぐるルート最後のライブにcallingが入っていた理由

・死が日常にある世界

・バンドメンバーの脱退と、音楽しか生きる道のない人生、そして是清の音楽を受け継ぐ三日月と馨

・最後に

 

■音楽の中の自分(聞いた人が心に描いた花井是清)と、現実のギャップ

個人的には彼が最後に残した歌、Callingに全て描かれていると思っているので、以下歌詞引用

いろんな物を悲しまないように遠ざけた もう泣かないように
本音に嘘を着せて隠しても嘘は嘘でしかなかったよ あぁ 人を求めてしまう
そう 迷いながら生きてくよ 目指すゴールがある いつだって全力さ
希望を歌え 夢を歌え 誓いを歌え 声枯れても僕らの道は 続いていく 信じているんだよ 応答願う
知っていた 届いていること 知れば知るほど 心が揺れた
求められるほどに増えていった 失うことの不安が僕を あぁ 孤独に変えていった
それでも求めてしまうんだ この声の行く先何かが待ってると
希望を歌え 愛を歌え 絆を歌え 聴かせてよ 生きている意味が そこにあると 伝えて欲しいんだ世界中に
怖くても前進んでくよ 未来はどこまでも広がっていくんだ
悲しみを歌った 痛みを歌った 別れを歌った 声枯れても後悔を歌った 涙を歌った それでも 負けるな 応答願う

 

めぐるルートに出てくる朝川師匠は、言ってしまうとねじ曲がった性格なんですけど、凄く真っ直ぐな思いを歌に乗せてるんですよね。

(これについてはめぐるルートの記事で書いてるのでそちらで)

memommo.hatenablog.com

是清のCallingもそうです、「音楽に価値なんかない」「音楽ではなく背景に感動している」と言っていた彼の歌詞には、全く逆の意味の言葉が連なってる。

知っていた 届いていること 知れば知るほど 心が揺れた

 

金田の台詞で「悔しさをロックにするんだ、それが音楽なんだよ」というのもありますけど、普段口に出せない事も音楽なら伝わる、伝えられるというのが、この作品で描かれているロックだと個人的に受け取ったのですが、そう考えると、この歌に乗せている言葉こそ是清の本音だと思うのです。

だからと言って彼の台詞が嘘かというと、そうでもないのですが…

 

きっと是清って、現実の自分と、音楽の中にいる自分のギャップで悩んでたんだと思うんです。

音楽の中の自分は伝えたい事もまっすぐに伝えられる、でも現実の自分はそうじゃない。

場合によっては本音とは真逆の事を言ってしまう事もある。

でもその歌を聞きに来るファンの人達は、音楽の中の花井是清しか知らないんです。

自分を応援しに来てくれてるはずなのに、その声援は自分ではない人に向けられてる気がする

これって想像してみるとめちゃくちゃ怖い…

 

Callingの歌詞で

いろんな物を悲しまないように遠ざけた もう泣かないように

本音に嘘を着せて隠しても嘘は嘘でしかなかったよ あぁ 人を求めてしまう

というのがありますけど、音楽の中の自分しか知らない人が、本当の自分を知ったときに離れていくのが恐ろしい…これは人が増えれば増えるほど、その恐怖は増していくんだと思います。

 

だからコアなファンだけでいいんだと、メジャーを蹴った。

求められるほどに増えていった 失うことの不安が僕を あぁ 孤独に変えていった

 

めぐるルートに出てくる朝川師匠の話で、彼が一番上手く行ってる時期に「これが俺だと」問題を起こして芸能界から干されるというシーンがありましたけど、この感情を思うと凄くしっくり来ます。

 

音楽を始める前の彼は、性格的にも、恐らく周りに人が少なかったんだと思うんです。
バンドを始めて、自分を見てもらえるように、人が集まる様になった。

歌詞にもあるように、自分の音楽がファンへ届いてる事には気づいてるんです。
だけど、その人達が観てるのは音楽の中の自分で、自分そのものじゃない。
音楽は自分を込めて演奏するもの、でも、現実と音楽の中の自分にはギャップがある。

 

バンドを辞めた後の

いつか奇跡的に自分にとって理想の曲が出来たとしてさ、それが俺にとっては本当に凄い曲なんだけど、でもそれは誰にも評価されないんだろうなぁって、今はそんな気がするんだよね

という是清の台詞は、まさにこのギャップを表した言葉のようです。

こうやって見ると、「音楽に価値なんかない」「音楽ではなく背景に感動している」という台詞も、本音なんだなと納得出来ます。受け取り方がなかなか複雑ですが…

 

このゴールのない矛盾こそが、大きな要因の1つだったんじゃないかなと。

 

先日の世界征服放送でめぐるが、是清は歌詞を本番で突然変えたりするという話をしていて、ああ…やりそう…なんなら真逆の意味を歌ってそう…って、上の話を想像しながら納得してましたw

 

■めぐるルート、最後のライブにcallingが入っていた理由

めぐるルートのラストで朝川師匠に音楽をやっていた頃の気持ちを思い出してもらおうとライブをしますけど、その時のセトリがめちゃくちゃ秀逸なんですよね

それが

 

はじまりのウタ→Calling→Dearly LOVE

 

はじまりのウタはDr.Flowerのバンドを結成したてに作った、こまけぇこたぁ気にすんな!突き進め!!っていう若々しい歌で、まさに気持ちを思い出して欲しいという意に沿ったピッタリの曲です。

 

そして2曲目のCalling

朝川師匠と是清は上でも比較したように、同じ悩みを抱えてると個人的に思うんです。

メジャーを蹴った是清と人気絶頂で事件を起こした朝川師匠、音楽に価値はないという是清と、死の間際に音楽なんかほどほどにしとけという朝川師匠

そんな是清が、同じ悩みを抱えて先に逝った是清が、三日月と馨に残したCallingには「本当はファンに音楽が届いている事は知っていた、二人には歌い続けて欲しい、ここには生きていく意味がある」っていう歌詞が込められてるわけです。

どんなに言葉で音楽を否定しても、本当はそこに価値がある事に気づいていたと、これ病院で寝てる朝川師匠の気持ちまんまなんじゃないかなって

自分と同じ悩みを抱えて自殺していった彼の歌は、朝川師匠にめちゃくちゃ刺さったと思います。

基本的に是清の歌は封印していたDr.Flowerでしたけど、ここで解禁した意味というのは凄く大きいですよね。

 

 

そして最後のDearlyLOVE

朝川師匠が子供が生まれた時に作った、ありがとうと、ずっと君を守るよと、彼の性格とはまるで正反対のような凄く真っ直ぐな歌

死の間際に家族に会いたいと嘆いていた彼に、ロックンローラーなら音楽で伝えろと、それを私に教えたのはあなたでしょ?と、この曲を最後に選んだめぐるの意志が凄く伝わります。

 

という感じで、ロックを始めた頃を思い出させ、朝川師匠と同じ境遇で自殺をした是清の歌を聞かせて、最後にめぐるが朝川師匠からもらった生き方そのものを伝え返すっていう、この完璧な構成!

そりゃベッドからも起き上がりますw

 

この是清のギャップ感と、Callingに込められた意味を考えると、他ルートの解釈もまた変わって来ると思います

私めぐるルートめちゃくちゃ好きなので、微妙という評価の人は、これとめぐるルートのわたしの感想ブログを見てから、是非もう一度プレイして欲しいのです!

 

本題とは少しそれてしまったので、戻りますw

 

■死が当たり前にある世界

これこの物語というか、登場人物全体に言えるのですが、ロックを奏でてる人達(ゲーム内の)って、自分が生きてる意味とか価値とか、こんな辛い世界で生きていく理由ってなんなの?って、そういう事についていつも悩んでる…

 

これ逆に言うと、死を常に意識してるという事で(本当の意味での死とか、社会的な死とか、色んな)

 

多くの人はそうではないと思うんですよね。

見えない物は見ないし、望遠鏡は覗き込まない。

 

めぐるの幼少期はお母さんが褒めてくれる事が存在意義で、それがなくなった事で自殺しようとしたり

 

楡さんは「生きてる意味なんてねぇ、だが価値を生む事は出来る」と川に飛び込んだり

 

一番わかりやすいのは三日月ですね

突然人ってみんな最後は死ぬじゃないですかとぶっ込んできたり、自分の中のドロドロとした感情をつたえたいとか、生きてきた証を残したいとか、あと是清の死について突然話始めたり、彼女の言葉の多くには死を意識した台詞が凄く多い。

 

たぶん本当に自殺しちゃう人って、日常的に死を意識してるんだと思うんです。

劇的なものじゃないし、非日常なものでもない、どうしようもなく訪れる結果の1つで、そこにある日常。

死を常に意識するってめちゃくちゃ怖いじゃないですか、きっと多くの人は意識しないようにしたり、見て見ぬふりをしたりするわけです。

 

めぐるの台詞で

時々、胸に大きな穴が開いて風が通り過ぎていくような気がする。 きっとこの穴は誰にだってあるんだ、ただ見えないようにしてそっぽむいてるだけ、花さんは自分のこの穴に吸い込まれて死じゃった

というのがありますけど、まさにこれ。

たぶん三日月なんかは常にこの穴を意識してる。

 

私も経験が0というわけではなく、本当にこのままの生き方でいいのかな、みたいな漠然とした不安感というか、やりたい事を続けてるはずなのに、どこか自分の芯には響いてないみたいな…そういうのが時々襲ってくる。

 

でもそんなのはごくたまにで、ほとんど考えてない。

ずっと意識してる人なんかめちゃくちゃ変だし、普通に生きていける訳がないし、たぶん多くの人には理解してもらえない、というか頭おかしくなる…

 

でも音楽に乗せたら、その生き方も伝わるわけです。

きっとこの経験は、大なり小なり、誰にでもあるでしょうから。

 

これって三日月やめぐる、他のバンドだけでなく、是清もそうだと思うんですよね。

 

遺書がカレーのレシピとゲームの攻略法だった事からも分かりますが、きっと彼にとっても死は劇的なものじゃないんです。

上でも話ましたが、数あるうちの1つの選択肢で、誰にでも訪れる当たり前のモノ。

 

この死に対する感覚があったから、あれだけあっさり逝ってしまったんだと思います。

 

ちなみに三日月、PC版だと出会った時にオナニーしてるじゃないですか、常に死を意識してる彼女なら、生存本能高くてエロい事が大好きなのも凄く納得なんですよね。

生物としては本来そっちの方が正しいですし、このゲームに描かれてるロックンローラーって、野生に近いのかも…笑

人間への成長の過程で培われた死への恐怖や意識を無くす機能が、どこかにすっとんでるのかもしれません。

 

 

 

■バンドメンバーの脱退と、音楽しか生きる道のない人生、そして是清の音楽を受け継ぐ三日月と馨

ここの話をするには、花井是清はそもそもなぜ馨に心を開いたのか、という所から

基本的に是清の周りにいる人達って、初期バンドメンバーや家族以外は、音楽から花井是清を知るという流れだと思うんです。

 

でも、馨は逆だった。

 

取材という形で花井是清を知った後に、彼の音楽を知った。

このギャップを見ても、馨は離れなかった。

上述した本当の自分を知って離れる事の恐怖を感じていたのであれば、これほど信用出来る人はいないと思います、心を開いてくれたのも納得です。

 

これは家族である三日月も同じですね。

 

そういう意味でゲームに出てくるキャラで本当に信頼してたのって、馨、三日月、あとは自分を音楽の道へ誘ってくれた鳥居さんの3人だけなんじゃないかなと。

 

そしてその鳥居さんの『花鳥風月』脱退と、馨と三日月という自分の音楽を引き継ぐ二人の存在、ここが大きな理由の1つに感じます。

 

三日月ルート序盤の三日月の台詞

だから、バンドやめられるならやめたいって思う時もあるんですけど、でも、これが私の全てのような気もする。 そうして苦しいとき、いつも馨さんが電話で誘ってくれたこと思い出すんです。 私のことが必要だから来て欲しいって言ってくれて。ああ、じゃあ必要としてくれてるなら私は何にも考えないでいいんだなって安心出来るのに、なのに、もう要らないからバンドを抜ければいいだなんて・・・・・・。そりゃ私だって、わかってますよ。 私は音楽をやらなくちゃいけないっていうのは。 そこに大事なものがあるっていうのは。でも、馨さんみたいに強くはなれない・・・・・・

三日月個人にソロデビューのオファーが来ている事を知り、馨が三日月にDr.Flowerの脱退を勧めるシーンでの話なのですが

これを聞いた時に、鳥居さんが花鳥風月を抜けるといった話がフラッシュバックしてきて、鳥居さんが花鳥風月を抜けた時と、立場は逆でも、同じ構図だなと。(鳥居さん=馨、是清=三日月)

 

兄妹で同じ道を歩む二人です。

同じ感覚を多少なりとも共有していると思うのです。

 

是清も鳥居さん脱退の際に

花鳥風月は、鳥居がいなければ成立しない。バンドの面倒事は全てあいつがやっていたし、あいつがいなければとっくに解散していただろう。

前から考えていたんだよ。いつか鳥居が抜けると言い出すのはわかっていたし、そうなったら俺も辞めようってね。『花鳥風月』があいつに誘われて作ったバンドだから

という、同じような意味を汲み取れる台詞を残しています。

二人の台詞からも、鳥居さん=馨という構図が見えてきますし、あえて対比として描いてるのかなと

 

三日月の台詞を、鳥居さんに脱退すると言われた時の是清に当てはめていくと、その後の解散も凄く納得がいきます。

 

同じ流れで、三日月が言う

私は100年経っても、1000年経っても、私がここに生きてたって事を誰にも忘れられたくないんです

という台詞

 

是清の生きる理由って、誰かの役にたって、生きてきた爪痕を残す事だと思うんです。

 

それは彼が自殺する前にパン屋で働き始めた時に言っていた

音楽なんかなくたって健康に暮らしていけるが、何も食べなければ死ぬからね。俺は本当はこういう仕事をしたかったのかもしれない。

という台詞からも分かります。

でもすぐクビになる。

クリーニング屋、コンビニ、色んな職に挑戦してはクビに。

ただそんな人でも、音楽を通した言葉なら、皆に伝わるし、必要とされるんです。

ロックは生き様という言葉はよく聞きますけど、このゲームをやってから自分の中に1つ答えがでたような気がします。

是清には音楽しか生きる道がなかった。

 

でも音楽を始めたきっかけの鳥居さんはバンドを辞めてしまい…

ただ自分が信頼を置いてる馨が、自分のギターと音楽を引き継いでくれた。

 

音楽の中の自分と現実の自分、そのギャップや、鳥居さんの脱退によりバンドを続けられなくなってしまった事、音楽以外には何も出来ない事にも気づいてしまい…でも、自分が生きてきた証は二人が残してくれる、そんな世界の中で、死が当たり前にそこにある彼には、生きていく理由がなかったんだと思います。

 

だから自殺した。

 

ちなみに、最後の遺書がゲームの攻略法とお母さんのカレーのレシピ(とっても美味しいよという文言と可愛いイラスト付き)だったのは、恐らく彼が好きだった数少ないものだったんだと思うんです。

前者は言わずもがな、カレーのレシピだった理由は、最初のアルバイトにパン屋さんを選んだ事にも繋がるように感じます。(食が自分に幸せにしてくれた数少ないものだったとか?)

それを自分の音楽と一緒に二人に託した、言ってしまえば、それが彼にとっての全てだったのかもしれません。

 

そしてCallingを馨と三日月のために書いたというのも、また歌詞を考えると意味を感じられますよね

"シールド"でクビを吊ったというのは、音楽に殺されたという意味があると勝手に妄想してるですが

Callingの歌詞

「生きている意味がそこにあると伝えてほしいんだ」

「希望を歌え 夢を歌え 誓いを歌え 声枯れても」

「求められるほどに増えていった失う事の不安が僕を孤独に変えていった」

自分は音楽に殺された、耐えられなかった、でも二人には歌い続けてほしい。

孤独に感じる事があるかもしれない、でもそこには生きていく意味がある。

 

そうやって見ていくと、サビラストの"応答願う"という歌詞は、これが自分のファンに対してなのか、二人に対してなのか、二人のファンに対してなのか、全員なのか、まあ、誰に向けた言葉だとしても、クッソ泣けます…

 

 

 

■最後に

私MUSICUSを知ったのが、友達がクラファンを応援していたから、私も応援しようという流れだったので、それまでほとんど知らなかったんです。

なので、PS&switch移植のクラファングッズ届いて、ゲーム始める前に、2ndアルバムを聞いたのがこの作品のスタートだったんですけど、どの曲もすごく良くて、ゲームやる前からずっとヘビロテしてたんですよね

 

是清の言う「音楽じゃなくてストーリーに感動してる」っていうのは、もちろんそういう側面もあるんですけど、こういう流れで入った私だからこそ否定をしたい
Dr.Flowerの曲(花井是清魂を引き継いでる)は、ストーリーを見なくたって、それだけで十分心に響く最高の曲なんだと!!
これ、わりと歪な入り方をしてる私だからこそ、説得力を持つんじゃないかなって勝手に思いながら、是清にいつも心の中で反論してました(笑)
もちろん、ストーリーみたあとは歌詞の意味が深くなってさらに好きになったんですけどね

 

MUSICUSの楽曲はほんとどれも素晴らしいので、オススメです。

ゲーム始める前なら2ndアルバムは全体的に聞きやすくて耳馴染みが凄くいいので是非

linkco.re

始めたあとなら、1stアルバムのCalling、ミライ、Dearly LOVEあたりはクッソ泣けます…オススメです。

music.line.me

 

という感じで、長かった…三日月ルートにこれでいける…

たぶん三日月ルート見たあとだとこの自殺についての考えも変わってくるとは思うのですが、ここは頭に入れておきたいなと思って自分用のまとめでした。

それはさておき、この話を頭に入れておくと、めぐるルートの朝川師匠周りの話や、弥子ルートのラスト、校歌を昼生徒が一緒に歌ってくれた所なんかはかなり感情移入しやすいと思うので、見て頂いた方で内容を忘れてしまった方や、そもそもやってないという方は、この機会に是非!名作です!!